《Pakistan / Islami Jamahuria Pakistan》

カプルー Khapulu の春
撮影場所:北部バルティスターン地方、カプルー村

カプルー Khapulu は インダス河上流にあり、バルティスターン地方の最奥地にある。標高2,600m。かつては、ジャンムー・カシミール藩王国の領土だった。

インド・パキスタン分離独立の際、どちらの国に帰属するかを巡って対立。バルティスターン地方は、イスラーム信奉者(ムスリム)が多いため、現在は、パキスタンの実行支配地に属している。だがバルティスターン地方には、チベット仏教の影響を強く受けた地で、チベット族も住む。

カプルーは、インダス河の支流シャイヨーク川沿いにある村。マッシャーブルム(7,820m)の山麓にある。チベット文明の影響を受けた家屋が目立つ。

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杏の花が咲く


灌漑のための水路が、村中に、網の目のように整備されている。カプルーも杏の木が多い。杏の花が咲き乱れるころ、ポプラの新芽が生える。村はなだらかな斜面にあり、前後は氷河の山。広がりのあり、実に壮大で美しい景色が見られる。




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