《al-Mamlaka al-Urdunniya al-Hashimiya / Hashemite Kingdom of Jordan》

塩の柱と死海ビーチ
撮影場所:死海南部&死海北部

塩分濃度の濃い波が岸壁に付着し、塩の結晶をつくる

西にイスラエル、東にヨルダンに接する塩湖。最も低い海抜はマイナス418m(海抜下)。1億4000万年〜6500万年前の白亜紀以前は海だったらしーーが、その後の海底隆起運動で周囲に高原が出来て、ヨルダン渓谷に断層ができたので、死海が出来たらしい。

死海の塩分は30%前後(海の塩分は4〜6%)。

塩は、周囲の土壌に含まれる塩分が死海に流れ出たのと、死海に流れ込むヨルダン川の塩分、近くに湧く温泉の塩分などから供給されているらしい。

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死海南部は水深が比較的浅いため、塩の結晶が付きやすい

水と岸壁の接点に塩の結晶が付着する。乾期になれば、南部では塩水が干上がり、岸壁でなくても見事な「塩の芸術」がみられる。写真撮影時は、乾期に入ったばかりだった・・・・残念。

最大水深433m、平均水深144m。水が湧く場所が一カ所だけあるが、生物が生存する環境にない。

ヨルダン川上流での灌漑用水設備が向上した20世紀半ば以降、湖面の低下が顕著になってきている。また南部では死海の塩分に含まれる塩化カリウムの生産が盛んになり(主に化学肥料に転用)、湖面の低下の一因とされる。

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岩も塩水を被って・・ごらんのとおり

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死海の南の端をみる

このあたりはヨルダン軍の軍事拠点

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塩柱になっているところがある

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アンマン・ビーチ
(死海北部は岩場の他に、砂浜がある)

ヨルダンのイスラームな女性は、服ままで入水する!

塩分が濃いので、どんなデブでも痩せでも必ず浮く。腹の下にビート板を敷いてクロールしているような感覚の浮き方で、納まりは悪い。砂浜があるところには泥があり、この泥が美容に良いとされている(スベスベになったよん)。

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衛星地図








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