クロアチア共和国
Republika Hrvatska / Repaublic of Croatia

Varadinske Toplice

ハンガリーとの国境近くに湧く、強烈な硫黄泉
http://www.varazdinsketoplice.com/

源泉はローマ遺跡の中にある

工事現場っぽいが・・・

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なんでも遺跡を博物館的にするため改築中・・とか

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配管から源泉が漏れてマス

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上の方に住む住民向けの温泉汲み場

ちょろちょろ〜ゲロゲロ〜

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下にある公衆浴場(廃墟だが)

横から見ればこんな感じの公衆浴場(廃墟だが)

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下にある公衆浴場(廃墟だが)にある温泉汲み場

私は「Myバケツ」を持参していたので、バケツに湯を溜めて20分ほど足湯しました。タオルに温泉を吸わせて腕にもかけたり・・・と。とにかく物凄く強い温泉で、これだけでも湯疲れしました。硫黄の匂いも強烈でした!




場所・行き方
首都Zagrebから南へ約100km離れた小さな町。ハンガリーとの国境に近い。ザグレブからは直行便が2本(土日はない)で3時間弱。

近くの大きな町 Varazdin 迄はバス便が多いので、とりあえずこの町に出て温泉方面のバスに乗り換えるのが得策(こちらも本数は多い)。

日帰り温泉施設など
ホテル・ミネルバで入浴が可能(ただし加水+塩素混入)。湯治施設もあるが医師の処方箋が必要。
泉質など
硫黄泉(詳細不明)やや緑っぽいが透明。匂いは強烈で硫黄そのもの。源泉温度は推定55度程度。下流では透明感がある青白色っぽくなる。
ロケーション:★★
山に囲まれた緑豊かな盆地にある。
お湯のかんじ:★★★
非常に濃い硫黄泉。手足に湯をかけただけでも効能がビンビン伝わってくる。
全体のかんじ:★★
ホンマもんの湯治用の温泉町。源泉を冷ました湯に入浴出来ないのが非常に残念。

●歴史
ローマ帝国支配時代に温泉が発掘され、皇帝の別荘もあったらしい。1〜4世紀に建てられた施設が、源泉周辺に残っている。19世紀半ばの温泉ブームの一環で1849年、町の下(標高が下という意味)に庶民用にと、公衆浴場とHotel Tonimirをつくった。

それまでは上のローマ時代遺跡から湧く源泉を皆で使っていた、そーだ。


■クロアチアの温泉

セルビア・クロアチア語で“TOPLICE”=温泉、のこと。クロアチアでは、北部スラヴォニア地方〜ザグレブ近郊〜イストラ半島にかけて温泉が湧いている。代表的な温泉は、Varazdinske Toplice, Lipik, Daruvarなど。




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2007年5月@入浴
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2007年5月中旬のレート:1 HRK(Croatian Kuna) = 22.23 JPY


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