イタリア共和国
Repubblica Italiana / Republic of Italy

アニャーノ

ナポリ近郊の温泉

蒸気風呂とよばれるサウナ

ここのサウナは、岩ブロックをドーム型に組み立てた数部屋からの小部屋からなっている。どこも硫黄臭く、源泉の蒸気がモウモウとしている。医師は「20分以上続けて入らないように」と言うてたが、激しく熱いので20分も連続して入るのは不可能。

休憩の為にサウナの外に出ると、看護婦が氷枕を持ってきてくれるので、これを頭や首筋にあてて休憩するシステム。

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医学療法専門の浴槽

ジェット・バス、水流風呂

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吸入療法

硫黄たっぷりの温泉を噴霧化
患者はこれを耳鼻喉にあてて治療する

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19世紀頃にたてられた温泉施設入口の門

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由緒あるテルメ
(長期療養者用、らしい)


ナポリ湾フレグレイ地区に位置する温泉。スピーナ山の斜面にあるアニャーノ温泉は硫気孔を使った治療で著名なテルメで、ローマ帝国時代から愛用されている。温泉施設は広大なアニャーノ温泉公園にあり、同公園内にはアニャーノ競馬場、アニャーノ湖もある。

◆営業時間、料金
Agnano Terme
7:00〜12:00(…だったと思う)、年中無休
医師の処方箋込みで 16ユーロくらい

日帰り療養者用のテルメ(左)と入院棟(右)



場所・行き方
国鉄ナポリ駅地下からヴッラ・リテルノ線に乗り、Agnano駅下車。北へ徒歩20〜30分(アニャーノ温泉公園)。地元民は皆知っている有名なテルメ。またはナポリ駅前から152番ポッツォーリ行きバスでもかなり近くまで行ける。
泉質など
緑かかった硫黄泉。硫黄臭がキツい。温泉の蒸気を利用した吸入療法呼吸器器障害(鼻、喉、気管支喘息、肺疾患など)、皮膚病(アレルギーを含む)、婦人病に効果あり。
ロケーション:★★
まるで病院。蒸気風呂(サウナ)は源泉から直結しているため、まるで源泉にいるかのよう。蒸気吹き出し口には硫黄の結晶がこびりついている
お湯のかんじ:★★
緑かかった湯で硫黄臭がすごい。湯温は35〜36度
全体のかんじ:★☆
処方箋が必要のため、日帰り客には入りにくい湯。医者に直談判(交渉)しないと蒸気風呂(しかも時間制限付き)のみになってしまう。風呂には入れない




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2003年5月@入浴
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2003年5月のレート:1euro = 132.91 JPY


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