エジプト・アラブ共和国
Jumhuriya Misr al-‘Arabiya / Arab Republic of Egypt
Bahariyya Oasis il-Aabaar
バフレイヤ・オアシスに湧く温泉
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ビレル・ラムラ温泉
半ば廃墟になっている旧市街カスル(アル・カスル村)の東の麓、オアシスの入り口に湧く。元々は冷泉だったが、掘削したら温泉が出てしまった。今は電動で汲み上げているが、湯量は豊富。
空気に触れると茶色な成分が付く
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足湯するベドウィン
ほのかに硫黄臭がする鉄泉(約45度弱)。飲用出来るかは疑問だけど、村人は飲んでいる。宿のベドウィンおやじは「ノープロブレム」言いますけど、明らかに不味い。鉄泉なんで汲んでから時間を置くと、なんか茶色ぽいし怪しい。
観光客な私は、ロバをひいたり、牛を引いたりしながら水を汲みにくる村人を見ながら一応、下流で「足浴」してました。実にエエ湯加減でたまりませーん。月の夜(夜中)にシャツの下に水着という姿で再訪し、ドッボーン!って感じで、首までつかりましたのよ。あ、水汲み場所の下流でねっ(上の写真の所)。。エかったわー! エエ湯加減でしたわー!
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やや緑かかっている
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飲料水として汲みに来たオヤヂ
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アイン・ビシャモ
半ば廃墟になっている旧市街カスル(アル・カスル村)の麓にある。ローマ時代から湧く温度が30度の温泉。掘削に次ぐ掘削の結果、深さは50mにもなるが、乾期には枯渇する。周囲にはNew Oasis, El Beshmo Lodge, Old Oasisという中級ゲストハウスがある。
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バフレイヤ・オアシス近郊には、いくつかの温泉が湧いている。
村から北東に約6kmにある「ビル・マタール」は砂漠の中にあり、元々は冷泉だったものが掘削したら温泉になったもの。女性の入浴は不可。
村から北東に約15kmにある「ビル・ガバ」は、椰子の林に囲まれたオアシス内にあり、鉱泉と温泉がある。ため池が比較的大きいので、ゆったりとした気分で入浴できる(要水着)。
■営業時間
無休、24時間営業
場所・行き方 |
カイロ市内から約330km(バスで約4時間)。バフレイヤ・オアシスの拠点バウィーティ村郊外にある。自転車で約15分くらい。
なお乾期には枯れる温泉アイン・ビシャモは、村の北西にあるNew Oasia Hotelの前にある。
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日帰り温泉施設など |
気楽に入れるのは村の東端にある International Hotspring Hotel 内にある屋内温泉プール(空気に長く触れているため茶色く濁っている)。
http://www.whitedeserttours.com/Hotel.html
源泉だと(村人の飲料水になっているため)、流れ出る下の方のため池での足湯が良い。 |
泉質など |
硫黄泉。源泉の温度は推定45度前後。仄かに硫黄の臭いがする鉄分の強い温泉。空気に触れると茶色な成分が付く。有馬温泉のような、含鉄炭酸ナトリウム塩化物強塩泉というのかしら? |
ロケーション:★★☆ |
椰子に囲まれたオアシスの入り口にある。観光客向けの華やかさは皆無。 |
お湯のかんじ:★★☆ |
仄かな硫黄臭。お湯はやや粘り気がある。 |
全体のかんじ:★★☆ |
設備はない。お気楽に入浴出来る温泉を楽しめる公共浴場みたいのはないが、露天で入る温泉はイイねぇ。
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2007年5月中@入浴
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2007年5月のレート:1 EGP(Egyptian Pound)= 20.79 JPY
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