温泉病院 カイロの南30kmに、源泉が12ある(←細かな泉質は異なる)硫黄泉がある。この温泉を使った温泉病院に潜入した。治療目的なので華やいだ雰囲気は皆無である。順番を待つエジ公(スーダン人もいた)は全員、患者だからねぇ。何故か、写真撮影は厳禁であった。 患者さん・・・入荷 * 温泉病院の入口を入ると、中央に受付がある。 温泉医は「アレルギーあるか?心臓疾患は?妊娠しちょるか?身長&体重は・・・?」と問診しながら、血圧を測る。 温泉医 受付はほぼ英語ダメ(でも英語使いを呼んできてくれる)。温泉医は英語堪能でした。ま、基本的にこの病院は英語だめだめモード。 * 温泉病院の廊下 中央受付の左右に、温泉治療をすべく個室浴場が並ぶ * 医師の処方箋をもらうと、またまた中央受付で、温泉代10エジポン+マッサージ代10エジポンを支払う。すると担当するエジ女が登場し、個室風呂に案内される。私は「腰が痛い」と言っていたのでマッサージ代が加算されている。 エジプト式?なるリンパ腺を刺激するよーなマッサージをされて、次に遠赤外線?もどきな電球で、腰に10分あてられた(暖かい)。効果あるんか? 電気治療 赤いフィルムにハロゲン電球をあてただけ * 次に、その隣室にある個室風呂で10分間、入浴する。10分間というのは医師が決めた時間。源泉から直で給油されるため、係のエジ女が入浴できるよう加水する。ちなみに温泉を味見したら、エジ女に叱責されちゃったよ。すんげ〜マズイ。 強烈な味と匂い。若干灰色っぽいが透明だが、灰色のカスが混じる。硫黄臭が凄くやや塩っぽい。お湯は粘り気があり、肌に気泡がつく。 きっかり10分後に、エジ女が現れて湯船から上がるよう言われ、サッサと温泉を抜かれ、至福の時間は終わった。もっとリラックスしてゆったり入りたいもんだ。 しかーし、10分間には意味があった。 温泉が強烈に強いのである。10分間しか入っていないのに、脱力感を感じるほどの湯疲れ。これ以上入浴していたら・・・・ぶるる VIP用の浴室 私はここでご入浴 庶民用の浴室 温泉病院の敷地に「ヘルワーン鉱泉浴場」という、夏のみ営業の屋外温泉プールがある。水着着用。 プールは25m×4コースくらいの広さ(1つのみ)。
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2007年5月のレート:1 EGP(Egyptian Pound)= 20.79 JPY |