大韓民國
Daehan Minguk / Republic of Korea

利川温泉

京畿道利川市安興面


屋内大浴場1(隠し撮り)

ホテルミランダ利川の屋内風呂(左半分)
立ち寄り湯も兼ねた大浴場

利川温泉の湯元にあるホテルミランダ利川は、京畿道(キョンギド)唯一の特級温泉ホテル。「黄土風呂・高麗人参風呂など様々な効能の風呂と、100%天然の温泉水だけを使う」がウリ。韓国では露天風呂が珍しいが、ここには2つもあります。

室内には大きな浴槽が5つくらい、大きめの露天風呂が2つ、異なるサウナが3つくらい、あり。他に、水着を着なければならない天然温泉プール(全長140mの滑り台=アクアチューブスライド付き)が室内と屋外に。更にフィットネスクラブまである。総合【健康ランド】といった感じ。

韓国の風呂につきものの、《垢すりサービス》も完備、有料(矢印左)。矢印右は、遠赤外線付きのゴロ寝場。一糸まとわぬ女性が、大股開きで寝転がっています。

サウナは、いつも満員。お決まりの《ヨモギサウナ》もあります。
オバサマは、電炉の上に置いてあるヨモギの束を掴むと、それで身体をバシバシ叩き始めたりします。凄い迫力です。他に、《薬草サウナ》もあり、室内がワラのような柔らかい匂いがします。

風呂(浴槽)に目を転じると、泳ぐオバサマ多数。。。。水中眼鏡をかけて全力で泳ぐアスリート。。。。露天風呂の縁では、全身体操。。。。眉毛を入れ墨したオバサマ方。。。。みんな眉毛の形と色が同じだよ〜ん。。。。大声で喋り、大口で笑い、常に身体を動かす、、豪快! 楽しすぎる、韓国の温泉。

源泉

露天風呂すぐ横が温泉口
(源泉)

◆料金
《ホテルミランダ》立ち寄り湯:2002年5月の料金
:5,500 KRW(タオル付き)、天然温泉プールだと9,000 KRW
:7,000 KRW(タオル付き)、天然温泉プールだと11,000 KRW

宿泊:平均的な部屋で181,000 KRW だが、温泉は有料(別払い、ただし半額負担)


◆営業時間
《ホテルミランダ》立ち寄り湯:月〜金曜日&日曜日06:30〜21:00(20:00迄に入場)、土曜日 06:30〜22:00(21:00迄に入場)、無休。

◆歴史
約150年前、農作業中に農夫が発見。ここの温泉水で顔を洗ったところ目の病気が治り、それが話題になって有名になった、らしい。



場所・行き方

ソウルから南東約50kmに位置する温泉。陶芸で有名な利川のバスターミナル至近にある。ソウル高速バスターミナルから50分。東ソウルバスターミナルから利川行き直行バスで。07:20以降20分〜1時間おき、約50分。利川市外バスターミナル(終点)から徒歩5分。

日帰り温泉施設など

ホテルミランダなど

泉質など
アルカリ性ナトリウム泉。無色・無臭・無味。ナトリウムの含有量が多い。飲用可能。皮膚病/神経痛/眼病に効果あり。源泉は36度
ロケーション:☆
温泉情緒はない。でも全裸で入れる
お湯のかんじ:★
お湯はサラサラ
全体のかんじ:★
設備は万全だが、あくまでも健康ランド。韓国人オバサンのパフォーマンスが楽しめる

■韓国の温泉

韓国は、300以上の温泉が湧き出し、19の国指定温泉地があるが、火山は少ない。そのため泉質は、無色透明の単純泉またはナトリウム泉、ラジウム泉、食塩泉がほとんど。硫黄泉は若干。温度の方は、比較的高温(70度程度)なものが多い。

韓国の温泉分布は、中西部、南東部、東海岸沿い、3地域に集中している。

日韓併合時代、日本人によって多くの温泉地が開発される。現在、主に温泉が湧き出るところでは、日本式旅館を改造したラブホテルや、公共温泉浴場など、当時の面影を受け継ぐものがある。

だが露天風呂はほとんどない。最近、日帰り可能の都市近郊の温泉地では、「健康ランド」さながらの、数種類の薬草風呂やサウナ、男女別露天風呂、温泉プール(水着着用)を売りモノにした巨大施設が人気を呼んでいて、増加している(みたい)。

公共浴場は、その多くが男女別なので、日本同様に全裸で入浴する。日本と同じだが、必ず「垢すり」係がおり、別料金で垢すりをおこなってもらえる。何故か垢すりをする女性は、黒色のブラジャー&パンツのセットで、半ば制服化していて興味深い(笑)。

台湾同様、洗い場などで「体操」したり、寝そべったりする人も多い。寝そべって体温調整すると湯あたりしなくていいのだ。

韓国は、サウナ inserted by FC2 system