モンゴル国
Монгол Улс / Mongolia

モグァティンラッシャン温泉

ウブルハンガイ県ホジルトから西へ約100km
ハンガイ山脈山麓には多くの温泉がある…

浴槽付きの小屋(個室やで)

小屋の体裁は保っているが扉はない

地元民は、基本的には洗濯をしながら入浴する

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洗濯物、干しています

山のすぐ麓は川だが、氷結している

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入浴できる小屋は3つ

何十箇所もある源泉から、湯量の多いものを選び、石を並べて引き込む方法をとっている。付近に「水」なるものはないので、源泉から小屋までの距離で(自然に冷ましながら)良い湯加減になるよう調整している。

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風呂桶

ペットボトルを切ったモノをジョウロのようにして、風呂桶に湯を入れている。結構な湯量があるので、湯はあっという間に溜まるヨ。下水施設はない(栓を外せば湯は川に流れる)。

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源泉のひとつ

傾斜地、平地、至るところに源泉あり

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これも源泉
(推定70度)

小屋の周囲は、数ある源泉からあふれ出た温泉が、複数の小川をつくっている。なお温泉場から1kmほど離れたあたりから、放牧用のゲル、湯治客用のゲルなどが点在しており、洗濯客・湯治客はそれなりに多い。

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◆料金
無料、24時間、年中無休(冬期は雪で埋もれます)

温泉地から1〜2km離れたところに、湯治客を対象にしたゲル集落が点在していて、ここに泊まることが出来る。

場所・行き方
首都ウランバートルから西へ約500km。ウブルハンガイ県ホジルトの町から更に100km西にある。火山地帯。 ホジルトからは、オルホン川の源流に沿って上っていく。途中に「オルホン川の赤滝」へ行く道があり、これを超えると、ガソリンスタンドがあるBat-Olzyという大きめのゲル集落がある。この集落からさらに24km。谷間にある。約3時間。私達は首都ウランバートルからチャーターした車で行った。
泉質など
硫黄泉。やや緑っぽいが無色透明。匂いは硫黄そのもの。源泉は推定70度。とてもキツく20分間以上の入浴は湯あたりするかも
ロケーション:★★☆
渓谷沿いの秘境の温泉。温泉に行くまでの行程が楽しい。
お湯のかんじ:★★★
硫黄臭強烈な温泉。浴槽に引き込んだ時の湯温は、日本人が好む熱さ(やや熱め)。適正入浴時間は15分間らしい。長風呂をすると疲れる
全体のかんじ:★★★
秘境の温泉ながら、それなりの設備はある。湯が濃くて、素晴らしい。




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2005年4月@入浴
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2005年4月のレート:10 MNT(Mongolian Tugrik)=0.96 JPY


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