湯治施設(サナトリウム) 1階が泥風呂、2階が浴槽風呂 首都ウランバートルから西へ約400km。ウブルハンガイ県ホジルトの町の外れにある。敷地内には、温泉病院1軒、湯治客専用宿泊施設1軒、ホテル1軒、廃墟多数である。かつては湯治客で賑わっており、施設内には小さい遊園地もあった。だが、共産主義体制が崩壊した直後の、補助金カット、ホジルト空港の閉鎖などもあって客は激減した。しかし今でも近隣の遊牧民からの人気は絶大で、湯治客でそれなりに賑わっている。 * 源泉
風呂桶 なんの情緒もありませぬ * お湯の感じ * こういう感じで並んでいます * こんな風呂桶もある * 泥風呂 係員のオバちゃんは、まず台の上にビニールを敷き、その上にかなり濃い灰色の泥を乗せる(写真は乗せているところ)。バケツ1杯分をまんべんなく、こねながら伸ばしたところで、患者を泥の上に横たわらせ、さらにバケツ1杯分の泥を、患部の肌(患部)に乗せ、上から毛布のような布をかける。 じぃ〜っとするところ約15分間。段々からだが暖まってくる。 時間が経つと、先のオバちゃんが身体の泥を落としてくれて、硫黄の臭いプンプンの温泉シャワーで洗い清めてくれる。 * 温泉病院(手前)、湯治客専用宿泊施設(奧) * ホテル 一人10,000Tg(千円弱)、ボロいが許せる範囲 モンゴル人料金が存在し、湯治専用宿舎で3食付・温泉入り放題・診察込みで、1日8500Tg。学割もあるらしい。外国人観光客は、ホテルに宿泊させられ、1日10,000Tgで食事無しだが、温泉には(原則として)医師の処方箋があれば入浴可能(ホテル代込み)。 通常、4月末〜9月中旬まで営業している。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2005年4月@入浴 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2005年4月のレート:10 MNT(Mongolian Tugrik)=0.96 JPY |