タイ王国
ラート・チャ・アーナーチャック・タイ / The Kingdom of Thailand

Pha Bong

北部;Mae Hong Son 近郊


温泉全景、左半分

チェンマイから北西へ340kmに位置するメーホーンソーン Mae Hong Son (北部)の近郊、約11km。メーホーンソーンからメーサリアン Mae Saring に向かう国道108号線を南下。ほぼ道沿いにあり。“Hot Springs ”と英字看板あり。

温泉は山間の田園地帯にある。上の写真の池のようなものは、“温泉貯水槽”で、2つばかりある。でも熱くて熱くてとても入浴出来るものではありません。洗面器など持参して、湯を冷ましながら浴びる以外に方法なし。

かつては、この貯水槽に直結した棺おけ型露天風呂があったのだが、取り壊されてしまったが、改装後、快適に入浴出来る屋内施設が出来た。

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源泉1

露天風呂近くにある源泉

源泉2

源泉が出る所は、露天風呂の底や周辺。源泉の温度は不明だが、温泉卵用の生卵が販売されていないことから、源泉の温度は低め、と思われる。

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内湯

1〜2人用の内風呂(個室)

ゲート近くにある受付で個室利用の旨を告げると、代金引換(40B)でバスタオルと石鹸を渡され、個室に案内される。原則的には、セルフサービス(バスタブにお湯を入れるのはお客さま)。お湯をチョロチョロ出して冷ましながら湯を溜めると、独特の《ぬるぬる感》が味わえる。

ビールを持ち込んで、ゆったり足を伸ばして入浴すると、これまた至福。個室は男女別で、各々10室ほどあり。結構広い。

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大浴場

10名程度入浴可能の内風呂“大浴場”

こちらは、無料の《大浴場》。同じものが2つあります。浴場は結構深いので中腰気味になって入浴。でも大浴場は概ね、この写真のように「ガキのプール」と化しているので、ゆっくり入浴ってのは難しいかも。しかも湯は汚れている感じだし・・・・・。

係りのオバサンが、まめに水換え&掃除をしている。湯がない場合は掃除した直後なので、自分で蛇口をひねって湯をはればいい、みたい(タイ人の客は実践していたので)。大浴場の隣に脱衣所あり。


◆営業時間、料金
入場と、2つある10名入浴可能の“大浴場”は、無料(かつては入場料10Bを支払っていた)。1〜2名用の個室(男女別)は、40B。バスタオルと石鹸つき。

屋外の露天風呂はいつでも利用可能。屋内の入浴施設は、7:00-19:00で無休。ゲート付近では、タイマッサージも出来る(有料)が17:00頃で終了。

場所・行き方
メーホーンソーンから、貸しバイクで行きました。非常に行きやすかったです。公共機関を利用する場合、メーホーンソーンからメーサリアン方面に行くバスまたはソンテウ(乗合ピックアップトラック)で温泉前下車。
泉質など
硫黄泉(と思われる)。色は透明感のある薄い緑色。匂いは硫黄そのもの。露天風呂の推定温度は55度で、水などで薄めていない天然のもの(外気温度で冷めている)。源泉の温度は不明だが、温泉卵をつくる人がいないので、温度は70度以下と推定。露天風呂や池の底から温泉が湧き出ている。
ロケーション:★★
山と田園の中にあってのどか
お湯のかんじ:★★☆
硫黄臭い。やや緑かかっている
全体のかんじ:★★☆
設備は万全。自然にとけ込んでいる感じはなく、やや無機質


足湯

露天風呂を利用する親子

ここの露天風呂はとても熱くて入浴不可能。近所の方々は、露天風呂から洗面器などで湯を汲んで、【足浴】として利用している。かつては源泉貯水槽から“棺おけ”に入る仕組み。満杯にして栓を止めてしばらく冷ませば入浴可能。待ち時間は30分前後かな?。今はない、残念!



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2002年4月@入浴
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2002年4月のレート:1 THB(Thai Baht)= 3.05 JPY


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