タイ王国 ラート・チャ・アーナーチャック・タイ / The Kingdom of Thailand Pha Song 北東部チェンライ近郊。メーコック川に湧く温泉

チェンライからメーコック川沿い西へ約25kmに位置する。温泉は山間の渓流。近年、地元民用に出来た温泉は、混浴の露天風呂（トイレや更衣室は完備）。湯加減は実にいい感じ。

建物にはタイ語で「ボーナムローンタムマシャー」＝天然温泉と書いてある。ボー：源泉とか湧き出ている、ナムローン：お湯、タムマシャー：自然…の意味。

◆営業時間、料金
駐車料金なし、入場料は20B。営業時間は不明だが17時までに行けばヨイかと。駐車場に地元密着型の売店や軽食堂あり。

場所・行き方

チェンライからメーコック川を西へ約25kmくらい。 チェンライ市内中心部にあるClock Towerが立つ Banphaprakan Road（Phaholyothin Road）を西へ（国道１号線とは反対方向ね）直進するだけ。 途中から道はくねくね曲がるし、看板はない（途中、舗装なしの近道と舗装道の回り道に分かれるが合流する）。道路が高台にさしかかると、メーコック川を挟んだ対岸に、船着き場を兼ねたミアンミレットエレファントキャンプが見える。あとは下るだけ。右手にP.K. Hot Spa Resort（温泉リゾートホテル）が現れるが無視して直進。小さい川を渡った左に露天風呂温泉がある。 公共交通機関はない。ヒッチは可能かと思う。あなたの運次第。

泉質など

硫黄泉。色は透明感のある薄い緑色。匂いは硫黄そのもの。露天風呂の推定温度は37〜43度で、水などで薄めていないと思われる天然のもの。源泉の温度は87度。

ロケーション：★★★

山の渓谷で清々しい。

お湯のかんじ：★★★

やや硫黄臭く、濃度が濃いように感じた。とても澄んでいる湯でやや青色。入浴する位置によって湯温が変わるので便利。

全体のかんじ：★★☆

トイレ・更衣室は観光客受けするものではないが問題なし。露天風呂がプールっぽくなりすぎなのが残念。

◆その他
この温泉の奥にフアイマークリアム温泉と呼ばれる、同型の露天風呂がある。ただし国立公園内にあるので、公園入場料200B（2006年9月15日から400Bに値上げ！）を払わなければならない。湯温は約70度らしい。

チェンライ近郊には温泉が多い。
http://web.chiangrai.net/tourcr/attraction/hotspring/