タイ王国
ラート・チャ・アーナーチャック・タイ / The Kingdom of Thailand
Hin Dat
中西部;Kanchanaburi 近郊の密林に湧く
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ヒンダー温泉の全景
(向かって左が川、右が2漕ある露天風呂)
バンコクから西へ約125kmに位置するカンチャナブリー Kanchanaburi 近郊、といっても、カンチャナブリーからバスで2〜3時間約80km。
温泉は、山間の渓流にあって河川敷の温泉。河川敷にコンクリート製(一部タイル貼り)の大きめの湯船が2つ、いわゆる“露天風呂”で、底は砂利。湯加減は若干熱めだが、いい感じ。トイレや更衣室は完備。
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向かって左側の湯船の方が若干熱め
地元民の利用が多かった温泉。若者は、服を着たまま、です。オバサンは、履いていた巻きスカートを胸上まで持ち上げ、二の腕を顕わに入浴。オジサンは、海水パンツ一丁で入浴。ガイジンは水着で入浴。
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源泉はここいら
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河川敷に温泉が湧く
温泉でのぼせそうになると、目の前の川にドッボーン。川は、清流ってほどでもないが、濁ってはいないので不快ではない。川遊びと露天風呂が一挙に楽しめてピクニック気分だが、この温泉は、「モン族」が発見いた、とか。第二次世界大戦中に「日本軍」が本格的に掘りあてたもの、らしい。
僧侶専用の露天風呂もある。
◆営業時間、料金
7:00〜18:00くらいとのことですが、特に柵もないし河川敷にあるので、いつでも入浴は可能かと思われます。入場料のみ、5B。
場所・行き方 |
カンチャナブリーからビルマとの国境の町サンクラブリー Sangkhlaburi に向かう国道323号線を北西にあがる。道沿いに“Hot Springs ”と英字看板....はなくタイ語表記のみ。私はカンチャナブリーからボロバス(8203番、50-60B)に乗り、車掌や周りの乗客に降りる場所を指南していただいた。
サンクラブリーに向かって右側に入る道(交差点には安食堂あり)、徒歩5分。広い駐車場と数件の食堂や売店がある。温泉は駐車場横にある橋を渡ったところ。容易に行けます。8203番のバス(カンチャナブリー行き)は16:30頃には終わるようです。
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泉質など |
硫黄泉。色は透明感のある薄い緑色。匂いは硫黄そのもの。露天風呂の推定温度は43度で、水などで薄めていないと思われる天然のもの。源泉の温度は不明だが、よくよく見ると露天風呂の底から、弱々しい泡と湯(推定45度位)が上がってきているので、源泉も兼ねているのかも知れない。
2つの露天風呂以外からに、お坊さん専用?と思われる、小型の露天風呂もある。露天風呂のお湯は、湯量が豊富ではないため回転が悪く、やや濁っている。
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ロケーション:★★★ |
山の渓谷で清々しい、公共機関のみで行ける |
お湯のかんじ:★★ |
若干の硫黄臭。やや濁っている |
全体のかんじ:★★☆ |
設備はそこそこ。自然にとけ込んでいる。ピクニック気分でなかなか良し |
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2002年4月@入浴
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2002年4月のレート:1 THB(Thai Baht)= 3.05 JPY
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