タイ王国
ラート・チャ・アーナーチャック・タイ / The Kingdom of Thailand

Pon Kung

北西部;Chiang Mai 近郊

源泉池

源泉

バンコクから北へ約700kmに位置するチェンマイ Chiang Mai の近郊、約50km東にある無名の温泉。温泉は広々とした田園地帯にあり、源泉の横は牛牧場。入浴施設もあり。地元民のための温泉。

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浴室

露天風呂(左)と、入浴棟の小屋(右)

露天風呂といっても、源泉槽を兼ねているため、とっても熱くて入浴は不可能。バケツやタライで湯をすくい、冷ましながら“足浴”する程度しかできない。この露天風呂からも温泉がポコポコ湧き上がっている。

地元のオバチャンらは、この桶から熱湯を汲み水(露天風呂横にある蛇口から)をタライに混ぜ入れて洗濯をしていた。

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浴室内部

個室(入浴)棟の内部

桶はコンクリート製。桶の底は「砂利」で、ここからも温泉が湧き上がっているが、予め入っている湯(熱湯)の水位は、約30cmほど。ここのお湯も《粘着感》あります。

【使用方法】まず洗面器やタライで桶から湯を汲み、桶の上にある蛇口をひねって水で薄め「適温」にして入浴する。


◆営業時間、料金
7:00〜18:00とのことだが、お客さんの次第で変動。無料、個室入浴は20B(定員&男女区分けなし)

場所・行き方

パイから貸しバイクで行きました。チェンマイから国道118号線を、東(チャンライ方面)に走る。Doi Saket という大きな交差点を過ぎて、次に右折できる交差点(約30km走行、Pon Kung 村入口←タイ語看板、警察の検問詰め所あり)を右折。完全舗装のこの道路を道なりに約3km走ると、左手に“Hot Springs”の英文看板があるので、指示通りに左折。約500mで温泉。

公共機関系の利用の場合、チェンライ方面行きのローカルバスかソンテウに乗り、国道108号線にある Pon Kung という村の入口(警察の検問詰め所あり)で降りる。ここから約3kmを徒歩かソンテウで。結構、面倒。

泉質など
硫黄泉。色は澄んだ藍色。湯量はまあまあ。匂いは硫黄そのもの。源泉の温度は約70度ほど。湯温が低めなので温泉卵は作れない。源泉はただの野原。ここの地底からじわじわ〜っと温泉が湧き出て、大きい“湯溜まり”が出来ている。人工的に仕切を作っているが、あふれ出ている部分も多い。
ロケーション:★★
山間の田園地帯にある明るい雰囲気の温泉、地元民の為の温泉
お湯のかんじ:★★
硫黄臭あり。薄い青色の硫黄泉。粘りけが強い
全体のかんじ:★☆
設備が地元向け。浴びるだけで浴槽に身体を沈める事が出来ないため、大減点。残念



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2002年4月@入浴
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2002年4月のレート:1 THB(Thai Baht)= 3.05 JPY


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