中華民國;臺
Chung-hua Min-kuo / Republic of China

萬里(加投)

北部:台北県萬里郷

紅葉温泉旅社、全景

源泉池

金山萬里温泉(加投温泉)も日本統治時代に栄えた温泉。金山のバス停から徒歩15分くらいの国道2号線沿いに湧く。やや緑かかった湯。

湖底から温泉が湧き、辺りは硫黄臭がすごい

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独自の源泉を持つ「大埔硫黄泉浴室」

大浴場

硫黄臭がすごいので、窓は開きっぱなし

左右に個室浴場が並び、中央に大浴場がある。これをカバーするようにH鋼でつくられた屋根が多う。体育館の中に各種施設があるイメージかな。

個室浴室

何故か洋式便器付き。

蛇口をひねると、源泉から直結の滅茶苦茶熱い湯が注がれる。硫黄の臭いがすごいのなんの。冷めるのを待って入りたいところだが、1時間という制限付きなので加水せざるを得ない。

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男女別の公共浴室「加投公共浴池」

浴室は半地下、屋上は湯涼み場。湯船は大きいのがひとつあり、湯船の周囲の狭いスペースで身体を洗い、服を着替える。

大埔硫黄泉浴室の隣に建つ


◆営業時間、料金
大埔硫黄泉浴室:7:00〜24:00、100元。
■加投公共浴池
:24時間、無料

◆歴史
金山温泉(金包里温泉)と同じ頃の日本統治時代に開発された温泉。国道2号線沿いに十軒ほどの温泉宿と立ち寄り湯がある。

※日本統治時代:1895年6月〜1946年5月(実質的には1945年10月)。

場所・行き方
台北駅より国光客運のバスで金山または金山青年活動中心下車。基隆方面に徒歩15分。
泉質など

酸性硫黄泉、pH7
源泉の温度は80〜90度。やや緑かかった湯、強烈な硫黄臭で身体が硫黄臭くなる。婦人病、脚気、皮膚病、神経痛などに効果あり。

ロケーション:★☆
国道2号線沿いにある
お湯のかんじ:★★★
硫黄泉の中の硫黄泉っていう感じ。かなり刺激が強い。
全体のかんじ:★★★
施設は概ね粗末だが、泉質のすばらしさが帳消しする。



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2008年1月末@入浴
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2008年1月のレート:1 TWD(Taiwan Dollar)= 3.3 JPY


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