中華民國;臺
Chung-hua Min-kuo / Republic of China

紅葉
日本統治時代名:内温泉

東海岸:花蓮縣瑞穂郷紅葉村

紅葉温泉旅社、全景

林間学校のような「紅葉温泉旅社」

花蓮市と台東市の中間に位置する温泉。台灣の先住民族アミ族とタロコ族の集落にある。盆地内の虎頭山南麓にある瑞穂温泉から更に3キロ弱山に入った所にある、林間学校のような1軒宿の温泉。

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男女別の大浴場(女湯)

無味無臭、源泉温度は47度

1999年に新装された大浴場。源泉から直接風呂桶に湯が入るため、かなり熱い。しかし情緒がない…。


◆営業時間、料金
公共浴場はない。立ち寄り湯は紅葉温泉旅社にて( 8:00〜23:30頃)。露天風呂はない、男女別大浴場風呂は70元。ただし宿泊者は無料。日式(和式)の部屋は、1人で泊まって300元。

◆歴史
日本統治時代に日本人が開発し、警察療養所として使われた。その時代の建物(推定80余年前に建造)は、道路から玄関に向かって左側にあり、宿泊出来る。宿の雰囲気は、瑞穂温泉より紅葉温泉旅社の方がいい感じ。

※日本統治時代:1895年6月〜1946年5月(実質的には1945年10月)。

場所・行き方
鉄道の東部幹線「瑞穂站」下車。站からバスで15分「紅葉村」下車、ここから徒歩20-30分。站から2分ほど歩いた中華路にある「花蓮客運バスターミナル」から出るが、終バスは18時頃。タクシーだと300 TWD ほど。
泉質など

弱アルカリ性炭酸カルシウム泉。源泉の温度は47度。無色透明。匂いもほとんどない。飲用可能。近くにある瑞穂温泉とは泉質が異なる。

ロケーション:★★
盆地のどん詰まりにあり、清々しい。夜は静か(カラオケ客がいなきゃね)。日本でもよくある田舎の景色。
お湯のかんじ:★☆
お湯はサラサラ。
全体のかんじ:★
施設はそこそこ充実だがやや無機質なのが残念。ガイドブック等で書かれているような秘境の中の温泉、という感じはせず、山間の農耕地にある温泉、といったところ。静寂と学校時代の生活を味わいたい人には、お勧めの宿&温泉。泉質にこだわるなら、約2km手前にある瑞穂温泉、というのが私見。



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2002年4月末@入浴
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2002年4月のレート:1 TWD(Taiwan Dollar)= 3.79 JPY


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