中華民國;臺
Chung-hua Min-kuo / Republic of China

關子嶺

西南部温泉区:台南縣白河鎮關子嶺

湯船

「關子嶺大旅社」の風呂場

岩石層の泥質と鉱物質が含まれている灰色の鉱泥濁泉。泥温泉とか黒色温泉とかと呼ばれている。この宿は、源泉から直接浴槽にひいているため、非常に熱く(推定45度以上)、加水しないと入浴出来ない。湯はヌルっとしてて、入浴後の肌はツルツルになる。

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湯

温泉の湯
粒子が大量に混ざっているので、管が時々詰まる。

關子嶺温泉と同じ泉質を持つ温泉は、イタリアのシシリア島、鹿児島の温泉数カ所しかないらしい。ナトリウム・カルシウム・マグネシウムが通常の温泉に比べて多く含まれているため、この湯につかると、肌はツルツル&潤うため「美人の湯」として誉れ高い、らしい。底に溜まった細かい粒子の泥を美肌パックとして使う。

神経痛、胃腸病に効果あり。鉱泥を乾かした「湯の花」も販売されている。少量でも重い。1袋20〜30元。

◆営業時間、料金
公共浴場はない。立ち寄り湯は、旅社かホテルにて。露天風呂付きがある仁恵山荘は250元、一般的な旅社での個人風呂は100元が相場。ただし宿泊者は無料。 内風呂は8:00-23:30頃

◆歴史
日本統治時代の1898年、小部隊駐屯中、この部隊の日本軍人が偶然に発見。“リュウマチに効果あり”と判るとこの温泉および周辺を開発・整備、温泉街が出来上がった。現存する本格的な日本式の宿泊施設は3軒以上。代表的なものが、關子嶺大旅社(元瀧田屋)、吉田屋(静楽旅社)、警光山荘(警察療養所)。

※日本統治時代:1895年6月〜1946年5月(実質的には1945年10月)。

旅社、全景

「關子嶺大旅社」
日本統治時代の建築物

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中庭

風呂場からの景色、中庭



場所・行き方

台中市と台南市の中間に位置する、山間の温泉。鉄道の西部幹線「嘉義站」または「新営站」下車。站から關子嶺温泉まで約30キロ。いづれの站からもエアコンバスの《關子嶺温泉》行きに乗り1時間前後。

泉質など

ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉、pH8〜9
源泉の温度は54〜84度。非常に細かい灰色の粒子が混入しているため、セメントの溶かし湯のように灰濁している。匂いはかすかにセメントっぽいが不快ではない。味はほとんどしないがかすかに塩っぽい。

ロケーション:★★

山奥。夜は静か(カラオケ客がいなきゃね)。温泉街はこじんまりとして日本の湯治場といった感がある。

お湯のかんじ:★★
お湯は独特なものがあり、珍しいもの好きの心を擽る逸品。しかも柔らかく、実によく暖まる。“湯の花”というか“温泉の素”も売っていて、私は日本で使っていますだ
全体のかんじ:★★
施設はそこそこ充実。日本統治時代の建物内の、その当時の内場での入浴は格別やで〜。

まるで日本の温泉街

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温泉場付近の川

温泉街を流れる川
セメントのような粒子入りの温泉が、川に流れ込んでいる。
源泉は警光山荘(警察療養所)のそばにある。




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2002年4月末@入浴
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2002年4月のレート:1 TWD(Taiwan Dollar)= 3.79 JPY


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