中華民國;臺
Chung-hua Min-kuo / Republic of China

北投
ラジウム泉《星乃湯》

大屯山温泉区: 台北市北投区

星乃湯、全景

男湯、《中浴池》

源泉は敷地内。強烈な刺激がない湯、かすかに白濁(白色の湯の華あり)している。少し石油のような金属腐敗臭あり。

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日本時代の名称「星乃湯」で有名な温泉宿。現在の名前は「逸頓大飯店」。偶然に発見した敷地内の源泉をそのまま使った宿。全室に風呂が付いているが、大浴場ならぬ中浴場もあり《立ち寄り湯》も出来る。

星乃湯は小高い丘の上にある。この丘の麓が《地獄谷》になっている。星乃湯は、新北投温泉の下流にある「大衆浴場☆瀧乃湯」とは違う乳白色の硫黄系ラジウム泉/放射能泉の湯である。

星乃湯(現・逸頓大飯店)は、日本統治時代に作られた高級温泉旅館の一つ。いわゆる酒池肉林(贅沢三昧の酒宴、美女の接待・娼婦付きの女遊び)を目的とした温泉旅館ではなく、高級官僚らが重要会議などを行っていた“まともな”旅館だった。日本統治時代、この星乃湯は台灣人は利用不可だったが、日本統治政府が去った後、台湾人の李氏が購入して営業を続けている。

【立ち寄り湯】
24時間、料金は1時間・一人なんと300元!

場所・行き方
台北駅より捷運淡水線で北投駅下車、新北投行き支線に乗り換え、新北投駅下車徒歩20分前後。
泉質など
(新北投温泉では源泉は数カ所あり、湯質は異なる)
強酸性の硫黄泉だが、新北投温泉郷内ではラジウム濃度が濃い。湯温55〜58度。皮膚病、関節炎等に効果有り
ロケーション:★★
小高い丘の上にあり、静か。まるで日本の温泉街そのもの。実に落ち着く
お湯のかんじ:★★
ぴりぴりします。これがまた丁度いい刺激
全体のかんじ:★☆
設備のわりには入浴料が高いのが残念。




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2002年4月末@入浴
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2002年4月のレート:1 TWD(Taiwan Dollar)= 3.79 JPY


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