中華民國;臺
Chung-hua Min-kuo / Republic of China

礁溪
焼水溝(湯圍溝公園)

東海岸:宜蘭縣礁渓郷北部:台湾縣金山郷

新北温泉の源泉と足湯

随所にある足湯施設

台北駅から東へ(特急列車で)約1時間半に位置する有名な温泉郷。台湾を代表する温泉郷で、宿泊施設、日帰り温泉施設や公衆浴場が充実し賑やか(日本の有名な温泉郷に似ている)。

温泉が小川になって流れている。源泉の温度が50ー60度あるので熱めの《足浴》が楽しめる。無味無臭の湯。

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源泉池

焼水溝(源泉のひとつ)

温泉が流れる川

焼水溝の河川敷は「湯圍溝公園」として整備された

新北温泉の源泉と足湯

温泉が流れる小川の上につくった施設

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「焼水溝」には、男性専用の公衆浴場がある。

焼水溝(温泉川)を堰き止めて、その上に簡易家屋を建てただけの公共浴場。建物は2つあるがどちらも男性専用。24時間無休、無料なので人が絶えない。

男性専用の公衆浴場

かつては男女別公共浴場だったため、建物が2棟ある

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源泉池

覗いてみました。

台湾の公共浴場では一般的な、脱衣所と一体型の浴室。細長い浴槽あり、底は大きめの砂利。上流側で身体を洗い下流側で洗濯をするらしく、本来、無色透明の湯なのに濁っている・・・

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礁渓駅前広場

(足湯施設あり)

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中冠礁渓大飯店

駅から徒歩3分くらいの大型ホテル。道路に面した部分に「星河伝説温泉水世界」と称するスパ施設があった。ウォータースライダー、各種ジャグジー、岩盤浴、サウナなど施設は充実しているが、情緒はない。入浴料は250元(宿泊客は無料)。

スパ施設横にあった「源泉」

無色透明無味無臭




◆歴史

礁渓郷徳陽村にある福崇寺付近の小川から湧いた温泉は、清朝時代の18世紀後半には発見され、「湯囲温泉」として有名になる。日本統治時代には3つの有名旅館(楽園/圓山/西山)を中心に、温泉街が形成された。

温泉の湯は、野菜の栽培や養殖池にも使われている。

場所・行き方
台北から台汽客運の東部幹線(花蓮・台東方向)北迴線に乗り、特急電車で約1時間20分、礁渓駅下車。焼水溝まで徒歩10分程度。

台北の台北総合バスターミナル(國道客運總站)より長距離バスが多数出ている。列車も長距離バスも多数あり、容易に行ける。

泉質など
ナトリウムー炭酸水素塩泉(重炭酸カリウム、ホウ酸、酸化カリウム、硝酸ナトリウムなど含む)、pH7〜8
源泉の温度は50〜60度前後。無色透明無味無臭、絡みつくような優しい湯だがサラっとしている。皮膚病、胃腸病、関節炎、リューマチなどに効果があり。
ロケーション:★★
山の麓を降りきった平地に湧く。
お湯のかんじ:★★☆
非常にマイルドな湯、湯温も問題なし。
全体のかんじ:★★☆
源泉から流れ出る温泉川で足浴も楽しめるし、公共浴場を含めた日帰り温泉施設も充実している。駅からのアクセスも良い。



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2008年1月末@入浴
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2008年1月のレート:1 TWD(Taiwan Dollar)= 3.3 JPY


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