グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland

Bath
The Roman Baths

ケルト人の信仰の対象にもなっていた温泉だが・・・w

Open-air rooftop pool(屋上)

「30年ぶりに天然温泉施設が蘇った」と話題の、日帰り専用の天然温泉施設 Thermae Bath Spa は、The Roman Baths(ローマ浴場博物館)から100mのところにある。

英国人のニコラス・グリムショー氏の設計。18世紀につくられた公衆浴場(1978年まで営業していた)を含む5つの歴史ある建物を、近代的な温泉施設にリフォームしている。

工事前の遺跡の調査が難航して着工が18ヶ月間も遅れ、鳥が巣を作ったために巣立ちするまで工事を中断したり、オープン直前に欠陥工事が発覚して追加工事があったり…で、工期が3年以上遅れたが、2006年8月にオープンした。

当初の予算の3倍の経費(1900万£→3500万£)がかかったらしい。モトを取ろうとするあまりか、入浴設定料金が異常に高いっ。

本館は、1階が屋内温泉プール、2階が4種類のアロマを使った4つのミスト・サウナ(50〜60度)、3階が屋外温泉プールになっている。他にマッサージルームやトリートメントルーム、カフェ&レストラン、ビジネスセンターが併設されている。

通りを挟んだ別館には、cross bath と呼ばれる直径10m位の小さな円形の冷泉風呂がある(だけ)。こちらは別料金は本館とは別料金な上に、本館との往来通路はない。暴利貪りすぎ。

塩素くせ〜!

Open-air rooftop pool(屋上)にはジャグジーとか打たせ湯があるが、設定湯温が体温より低い35度!と寒すぎや。水深135cmとやけに深いし座れない。プールサイドにへばり付くしかない。くつろげナイ。

ま、景色が良いので・・・・。湯上がり後の身体は、それなりに、何気に、まぁ、温まってはいますが。

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Minerva Bath(1階の屋内温泉プール)

ここも塩素くせ〜!

Open-air rooftop poolと同じ設定。つまり水深135cmで湯温が35度。屋内なので屋外よりは寒くはない。

ジャグジーあり。流れるプールになっている一角もある。そこいらに放置されている円筒形の発砲スチロールにつかまって漂う。でもー、ちっともリラックスできねーーーー!

追加料金を払ってトリートメントしてもらうと、もう1つある温泉プール(Watsutoとか)に入れる。でもねー!基本料金ですら20ポンド(4600円以上)だし、なんか、ぼったくりぃ!

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外観1

左の建物が総合受付。ガラスが貼ってある建物が本館(New Royal Bath)で、手前の平屋の建物が別館(Cross Bath)。

受付の応対はいいけど、処理能力は英国でよくある手鈍さ。

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外観2

屋内温泉プールがこの位置にある

■営業時間など

クリスマスと元旦、Boxing dayを除いて無休
9:00〜22:00(入場は20:00まで)
本館(New Royal Bath):2時間20£、4時間30£、1日50£
別館(Cross Bath):1時間半12£
タオルのレンタルは驚きの3£

51種類のセラピーとか、もうひとつの温泉プール付きエステ療法とか受けられるが、プラス42〜60£とくそ高い。
12歳以下の子供は不可。

場所・行き方
ロンドンから列車で1時間半。グレイト・ウェスタン鉄道のバース・スパ駅下車。The Roman Baths から100m
泉質など
塩素の匂いのみ
ロケーション:★★☆
歴史ある建物群にあり、屋上の屋外温泉プールからの景色は最高。
お湯のかんじ:☆
塩素の匂いのみ。温泉らしさはまるでないが、知らず知らずに温まることは確か。
全体のかんじ:☆
景色代だけの価値


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2007年4月@入浴
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2007年4月のレート:1GBP(British Pound)= 238.89 JPY


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