《Bosnia and Herzegovina》

セルビア語:トイレは、Toaleti/TOAЛETИ
クロアチア語:トイレは、Zahodi

ボスニア・ヘルツェゴビナのトイレは、しゃがみ込み式便器(主にムスリム地区)/洋式便器(主にキリスト教徒地区)の2種類があります。

撮影場所:ビハチ、安食堂
便器の形状:壁あて式

ちょっと英国風というか香港風の配管ある

素材:
《便器》陶器製
床からの高さ:
約35cm
排泄物の処理:
水洗式。便器上の洗浄コックを押す
隠蔽度:
《仕切壁》なし
男女の区別:
男専用
料金:
無料
◆ビハチは、ボスニア・ヘルツェゴビナの西端にある町。モスレム人(ボスニア人)の多い地区だが、クロアチア人(カトリック教徒)やセルビア人(正教徒)にも縁深い町。ボスニア紛争時('92年4月〜'95年12月)は、ビハチ一帯の西ボスニアは、飛び地のように孤立していた。

ボスニア・ヘルツェゴビナのイゼトベゴヴィチ幹部会議長(大統領のようなもの。モスレム人)に反発するモスレム人(ボスニア人)の実業家アブディチ氏は、1993年9月27日、「西ボスニア自治区」を宣言(のちに共和国となる)。アブディチは大統領に就任。 クロアチア人勢力ともセルビア人勢力とも政治的な妥協を図った。

イゼトベゴヴィチ幹部会議長は「西ボスニア自治区」に対して執拗な攻撃を続け、同自治区は、'95年8月に消滅した。

現在はクロアチア共和国との国境に至近だが、「西ボスニア自治区」時代には、クライナ・スルプスカ共和国('91〜'95年8月)という、セルビア人が独自につくった自治区と接していた。





inserted by FC2 system