ヒンドゥ教圏であるインド&ネパールでは、浄/不浄の観念が強いため、より不浄度合いの高い大便と、不浄度の低い小便は、便器自体も分ける(ハイ・カーストのみ)。それゆえこの写真のような公衆便所を見かけます。
壁に背を向けて(通路側にむかって)ウンコ座り。便器の深さは非常に浅く、5cm程度。
なお、この女性用の公衆便所には、大便用の個室トイレ(2つほど)と小便用の仕切無しトイレ(4つほど)が併設されていました。