◆チベット仏教寺院のトイレはとても広うございます。
◆便器っぽいものがありますが、規則正しく並んでいるワケではありません。
■ポタラ宮が建つラサは平均標高3,658m。1月の平均気温−2.2度、7月の平均気温15.1度。ポタラ宮は宮殿というより、山の斜面にそびえ立つ切り立った城塞なので、トイレがある上層階の標高は4,000m近くあるはずです。
■ポタラ宮のトイレは上層階「北側」の「突き出た」ところにあります。宮殿にはトイレが5、6カ所あります。建前は、いずれもくみ取り式(実際は空中散布)。落差が最大なのは便座から“便槽”まで50-60m(20階建てのビルに相当する高さ)です。
「約4,000m近い標高+北側」にあるため、放出物は瞬間冷凍と思われます。匂いもないと思われます。落差が小さい便所でも、排泄物が着地するまでおよそ15m以上!あると思われますが、ポタラ宮の北壁の上昇気流がぐるぐるしており、事実上、空中散布されます。
それでも便所のある北壁は黒く汚れているのが確認できますが、高所ゆえ(?)ニオイがしません。便器からは冷風が吹き上げてきますので、股間はめちゃくちゃ寒いです。