《People's Republic of China》

撮影場所:チベット自治区ラサのポタラ宮
便器の形状:しゃがみ式

「縦溝型便器」、板状キン隠し&柵状取っ手付き

素材:
《便器》木製
《床》土間
構え方:
厠の出入口に向かって構える
尻の洗浄:
紙拭き式。紙なし、紙屑入れあり
排泄物の処理:
放置式。ぽっとん式(→空中散布
隠蔽度:
大部屋。《仕切壁》なし /《扉》なし
男女の区別:
男女別
料金:
無料

■柵状取っ手

日本の平安時代、貴族の館(女性部屋)には、おまる(樋箱)の後方に『柵状取っ手』が設置されていた。これは貴族の女性が排便する際に、衣服の長裾を汚さぬよう、長裾をからげておくためのもの。

ここポタラ宮では今も(チベット僧)使われている。

■チベット寺院にて

チベット寺院には勿論トイレがありますが、チベット仏教僧を観察していると、時々、敷地内の片隅で“しゃがんでいる”姿を目撃。つまりここでは、“野ション・しゃがみ式”が一般的ってことのようです(?_?)

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