《People's Republic of China》

撮影場所:吉林省図們→遼寧省瀋陽「678次」、快速・硬臥車両
便器の形状:しゃがみ式
素材:
便器=ステンレス製
キン隠し&便器縁=プラスチック製
構え方:
便器の穴の真上→尻が直結するようウンコ座り《扉に平行》
尻の洗浄:
紙拭き式。紙ホルダーなし、紙なし、紙屑入れあり
排泄物の処理:
水洗式。洗浄弁を押すと便器後部管から水が出る
隠蔽度:
個室。《扉》あり
男女の区別:
男女共用
料金:
無料

・狭い
・便器を洗浄すると、便器の周りが水浸しになる(床の構造に問題)。
・翌朝、びちょびちょになった用済み紙が散乱

■中国の列車

豪華車両とボロい車両は、列車の速度に概ね比例するようです。速い列車は勿論、割り増しになります。早い順番は下記のとおり。

rank1:特快(長距離・特急)=
rank2:
快速(長距離・準特急)=
rank3:
普通(長距離・快速)=(表示無し)
rank4:普通慢車(ローカル)=(表示無し)

※古い車両の便器は、キン隠しが付いている場合が多いです。使用した紙は、概ね便器に捨ててしまうか、そこいら辺に放置しています

〔中国新聞網;2006年3月28日〕
中国列車トイレ100年間毎日汚物3000トン排出

ある統計によれば、中国では毎日3000トンのふん尿の汚水が列車から線路にまき散らかされている。列車のふん尿は深刻な生態環境の汚染となっている。専門家は、できるだけ早い対応を呼びかけている。

目下、中国の鉄道の総延長は既に7万キロ以上に達しており、毎年延べ10.5億人を輸送している。しかし、中国の列車トイレは100年前と同様で、排せつしたものをそのまま車外へ廃棄している。

専門家は、一人当たり毎日0.5キログラムの便、1.5キログラムの尿を排出するとして、全国で毎日鉄道の両側にまき散らかされているふん尿は少なくとも3000トン以上、大型休暇期間中に列車から毎日車外に排出されるふん尿は累積1万トンを上回ってしまった。

2006年の春節のラッシュ期間中では、1週間連続で毎日鉄道旅客数が延べ400万人を突破し、春節期間全体で延べ1億人に達した。ふん尿の汚染は驚くべきものとなっている。

吉林北華大学の宋福祥・副研究員は、国家環境保護総局の潘岳副局長にあてた手紙の中でこのように述べている。

「医学研究によれば、人及び動物の排せつ物は伝染病、よくある病気、多発病、寄生虫病、職業病といった多くの疾病の根源となる。むろん、人間の排せつ物が、高速で走る列車から車外に廃棄されれば、急速な気流と圧力によって分解され、微粒子となって空気中を漂い、人に伝播してしまう」

列車の排せつ物汚染については、既に国家環境総局が高く重視している。目下全国に4万両の列車が存在し、それぞれの列車のトイレは少なくとも30カ所を超えている。全国で大体120万のトイレを改造する必要がある。






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