《India》

撮影場所:WB州ビジャプール、集落内にある公衆便所
便器の形状:しゃがみ式
素材:
《便器》煉瓦+コンクリート製
構え方:
通路側に向いてしゃがむ。尿は穴に向かって
尻の洗浄:
水洗式。持参した水入り壺を使い、○○にパシャパシャと
排泄物の処理:
放置式。下に流れる下水溝に落ちる
隠蔽度:
半開放式
男女の区別:
男女共用
料金:
無料

■食物連鎖 food chain
生物が、互いに“食う食われる”の関係によって連鎖的につながっていること。豚便所の場合、《人間の便→豚の飼料→成長した豚を人間が食べる→その際に排出された便→豚が食べる》連鎖システムになっている。

■牛便所
チベットや中国西南〜ラオスでは、「牛便所」なるものがある。一般的には、1階がヤクや牛の飼育場、2階が人間の居住空間。便所は2階にあり、排泄穴は1階に直結していて、排泄物は藁などの牛の飼料の上に“着地”するような構造になっている。

インドの片田舎の庶民の家には、敷地内にすらトイレがないことが多く、村落のハズレの野原で野糞することが多い。WB州(ウエスト・ベンガル州)では公衆衛生の観点からも、大便/小便兼用の公衆便所を設置し続けている。

公衆便所の外観






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