《デンマーク領グリーンランド》

グリーンランド犬」は、エスキモー犬の一種。古来からグリーンランドの原住民に飼育されているもの。北極圏の風雪と極寒、重労働に耐えられる。デンマーク政府は、グリーンランド犬以外の犬をグリーンランドへの持ちこむことを禁止した。グリーンランド、デンマーク、スカンジナビア半島の3カ国が主な生息区域。

グリーンランド犬
撮影場所:クルスク島

アザラシの内臓を食う子犬ちゃん
(凶暴)

噛み切る力が非常に強く、太めの骨もへっちゃら

グリーンランド犬の使途は、ソリ引き、番犬、狩猟犬(シロクマやアザラシなど)。特に狩猟では、狩猟場までの往復の足。狩猟時には猟犬となる。冬場の交通が遮断されるクルスクでは、燃料を必要とするスノーモービルはさほど普及せず、犬が主流になる。

グリーンランド犬の餌は、アザラシを解体したときに出る内蔵、シロクマなどなどだが、ドックフードも食うそうだ。グリーンランド犬は、単独でも生き抜ける野生能力があるそうだ。

授乳中
(凶暴)


グリーンランド犬の毛皮(被毛)

被毛は、長くて密生しており、厚みがある
下毛は、水をほとんど通さない







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