《Islamic Republic of Iran》

タイトル:Down with the U.S.A
撮影場所:テヘラン・Karim-khan 通り、アルメニア教会の隣

《我々は一瞬たりともアメリカに譲歩しない》
…とのスローガン付き

ペルシア圏・アラブ圏の人々は、ブーイングの時、“Down ! Down !"という表現を好む。文法的にはおかしな英語ですね。Fack ! the U.S.A. はどお?

イランとアメリカの関係は、第二次世界大戦末期(1942年頃)から始まった。アメリカはCIA等を暗躍させながら1979年まで傀儡政権「パーレビ王国」を存続させた。

イラン革命後〜1989年まで最高指導者だった故ホメイニ師は、アメリカを「アメリカはイギリスより悪い。イギリスはアメリカより悪い。ソ連は米英より悪い」。「アメリカは大悪魔、アメリカに死を」、「イスラエルを抹殺せよ」などと叫んだ。反米の《お印》はイラン国内のあちらこちらにある。

一方、米国のユダヤ人ロビーは、政府・議会に強力な圧力をかけ、イランに対して経済封鎖を行わせている。

だがイラン革命後生まれの優秀な学生は、旧体制のイスラーム指導体制を好まず、アメリカの大学院などに留学する傾向がある(第二期頭脳の流出、第一期は革命時)。







Watching



Home


参考資料


inserted by FC2 system