《Islamic Republic of Iran》

タイトル:故ホメイニ師とハメネイ師
撮影場所:イスファハン、Kowsar International Hotel

標語:ハメネイ師への帰依は、我らが王ホメイニ師への帰依である

ザーヤンデ川を渡った南側、スィー・オ・セ橋のすぐそばにある、高級ホテルKowsar International Hotel の外壁には、ホメイニ師とハメネイ師の肖像が描れている。ホメイニ師とハメネイ師は《宗教的原理派/保守派》の象徴。ホメイニ師は《法学者の統治》を提唱・実践し、ハメネイ師が後継者となった。

ハメネイ師の息子の嫁は、イランで一番儲かっている財団の経営者(聖職者)の娘。財団は、マシャドの聖廟(イマーム・レザー廟)の管理が表向きだが、実は大事主、工場経営(あのコカ・コーラも)や大学も経営する。

保守派の腐敗に嫌気をさした国民は、改革派に期待した。1997年以降、国民議会でも大勢を占めたので、立法と行政で優位にたった。

しかし、ハメネイ師+保守派は、国民議会の決定に大して拒否権を発動(無効)できる《護憲評議会》と、革命防衛軍、警察を支配している。ハメネイ師は、《護憲評議会》のメンバーの半数の任命権、司法長官や軍司令官の任命権、大統領の解任権を持っている。

【アリー・ハメネイ師のHP】http://www.khamenei.ir/
【イラン大統領府のHP】http://www.khamenei.ir/

ハタミ大統領、ホメイニ師、ハメネイ師
(2003年、ボスニア・ヘルツェゴビナのイラン大使館にて撮影)

ハタミ大統領率いる改革派が台頭した1997年以降、保守派は頑固オヤジのホメイニ師のイメージアップを図る。市中には、微笑むホメイニ師(慈悲深いホメイニ師)のポスターが流布されるようになった。

以前のホメイニ師の写真







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