《State of Qatar 》
アルジャジーラTV * TV局へのゲート 検問所のチャックが厳しかった! * ゲートを入ったところ 衛星パラボナアンテナだらけだった ◇
2001年の英米軍による「アフガニスタン侵攻」では、独自に入手したオサマ・ビンラディーン氏の開戦直前の声明を放送で流したり、戦闘を中立的に放送して、一躍有名になった。 2003年の「イラク戦争」では、CNNなどを始めとする従軍記者が流す、厳格な報道規制(米軍に好都合の映像だけを流させる)を受けた放送とは異なり、実際の戦闘シーンを放映。アメリカの多くの放送局では、ほとんど放映されなかったイラク市民の死体やアメリカ兵の死体、イラクの抵抗勢力が出すメッセージ(人質の映像、自爆テロの瞬間映像など)も放映し続けている。 親イスラーム的な放送局ではあるが、カタール政府からは報道規制・検閲を受けておらず、現場主義に徹している。アラブ諸国の王室体制に対する批判を含む放送も行っている。アナウンサーはアラブ人女性が多い。一貫した中立的な報道ゆえ、アラブ世界では、最も視聴率が高く、最も信頼性が高いテレビ局とされている。この影響力の高さに、アメリカおよびイラク暫定政府は、アルジャジーラを敵視している。 2003年頃から民営化を進めたいカタール政府は、アルジャジーラの売却先を探している。「アメリカからの圧力でアルジャジーラ民営化が決定した」と言われているが、アルジャジーラのスポークスマンは、これを否定している。 トレーニングセンター アルジャジーラ公式ホームページ(英語)
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