《United Arab Emirates:ドバイ》

タイトル:マクトゥーム首長(ドバイ)の巨大な看板
撮影場所:ドバイ

(2005年1月)

アラブ首長国連邦のメンバー国である「ドバイ首長国」は、バニー=ヤース部族に属するマクトゥーム家が、1830年代にアブダビからドバイに移動、1853年に立ち上げた。1958〜1971年はイギリスの保護国扱いだった。1971年、周辺の首長国(アブダビ、シャルジャ、アジュマン、ラスアルハイマ、ウンムアルカイワイン、フジャイラ)とともに「アラブ首長国連邦」の構成国となり、イギリスから独立した。

ドバイ首長国の現首長は、マクトゥーム・ビンラーシド・アルマクトゥーム(1946年〜)。アラブ首長国連邦の首相兼副大統領を兼務している。イギリスからの独立当時、首長であった父のラーシド・ビンサーイド・アルマクトゥームの長男。1990年、父の死去に伴い、ドバイ首長に就く。

写真右は、マクトゥーム首長の実弟でドバイ皇太子の、ムハンマド・ビンラーシド・アルマクトゥーム氏。アラブ首長国連邦の国防相を兼務している。

ドバイ首長国は、石油依存経済からの脱却を着々と進めて、産業多角化に成功。ドバイは発展した。ドバイ首長国は、アラブ首長国連邦国家予算の70%以上を拠出すアブダビ首長国につづき、10%以上程度を拠出する第2位の規模で、対抗意識が強い。

現在、皇太子を中心に、国際リゾート開発を行っている。

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