《Republic of Yemen / al-Jumhuriya al-Yamaniya》

シャハラ1泊2日ツアーの護衛(警察)
撮影場所:サナア〜シャハラ

護衛の方々

始終カートの葉を噛んでて、楽しそうやった

イエメン北部は、部族間抗争や政府vs部族の抗争、外国人を狙った人質事件がおこる可能性があるため、自由旅行は出来ない(1997年は全地域自由旅行が出来たが、2004年は北部とマリーブは不可)。北部に行く場合は、旅行会社にアレンジを頼んで行くしかない。

※サナア〜シャハラ他のツアー:護衛付き&英語使いガイド付き&食事・宿泊代抜きで1セット250米ドル(価格は交渉次第。運転手は片言の英語も怪しい場合が多かった)。ランクルには5名まで乗れるので、人数割りをすれば安く行ける。

我々は、首都サナアから北部シャハラに向かったのだが、サナア北部の検問所から、護衛の車が付いた。この護衛車は、後部座席に3名、前座席に2名の武装警官が乗り、フスまで護衛された。また我々(客とガイド)が乗ったランクルには1名の兵士が後部座席に乗りこんで来た。

フスで護衛車は去る。フス〜シャハラ間は、我々はランクルからピックアップ車に乗り換えたが、このピックアップトラックには、更にもう1名の武装警官が我々が乗る車に同乗した(計2名、シャハラでの宿泊も共にする)。

護衛警官の武器は、えらく手入れの良いロシア製カラシニコフだけ。これは「外国人の人質事件」を行う犯人と同じ武器である。因みに人質事件の目的は、犯行の部族の要求(投獄されている自分の部族の民を釈放しろ等)を政府に要求するだけであって、人質の家族や国(政府)への要求ではない。人質の待遇はかなり良いらしい。

客が白人の場合、護衛はもーちっと強化される。またシバの女王の“マリーブ”へのツアーは、重機関銃を搭載した武装警察が護衛することもある。







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