《People's Republic of China》

紹興酒の原料は、江南地域産のもち米と、「鑒湖の水」。「鑒湖の水」を使わない台湾産の紹興酒は、紹興酒と名乗ってはいけない、らしい。

タイトル:「紹興酒」の積み出し
撮影場所:浙江省、紹興(沈永和酒廠)

積み出しは、人力

紹興酒は、トラック(陸送)ではなく、船で積み出していく。紹興市は、全市面積の約半分を運河やクリークが占めた「水郷」。

9リットル程度の甕が3段重ねで積まれている



紹興酒の原料は、江南地域でつくられる「もち米」と「麦麹」。紹興市にある鑒湖(チェンフ)の水(湧き水)を用いて醸造される。鑒湖の水は有機分が少なく、硬度が低い。柳蓼(血行促進、利尿効果、解熱にも効果がある)、陳皮、ニッケイ、甘草などの酒薬を混ぜ合わせ、麦麹菌で2ヶ月間ほど低温発酵させてから、濾過(圧搾)する。

出来上がったばかりの紹興酒は、甕に入れられる。甕の口には蓮の葉を直接覆って、素焼きの蓋をする。甕の口全体を覆うようにタケノコの皮で覆って、竹ヒゴで固く結ぶ。この上から籾殻を混ぜた粘土で固める。こうして約3年間以上貯蔵される。 アルコール度数は14〜18度程度。

紹興には約160ヶ所位の工場があるが、工場で作った老酒を「紹興酒」と冠することができるのは、10ヶ所程の工場(醸酒総公司@コクがある/東風酒廠@老酒を濾過するため軽い飲み口/沈永和酒廠@伝統的製法でつくられる、など)に限られている。

紹興酒は、中国八大銘酒のひとつに数えられ、2,400年もの伝統を誇る中国の代表的な酒である。フランスのワイン、日本の純米吟醸酒、とともに「世界三大美酒」と称されている。







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