《中華民國 / ジョンファ・ミングオ 〜 中華人民共和国 / ジョンファ・レンミン・ゴンフゥグオ》

（2002年5月）

晴れた日は、こんなに近く見える
（小金門島を背にして廈門を望む）

小金門島（中国大陸寄り）は、肉眼でハッキリ判るほど、中国大陸に接近した台湾領土である。距離は約4600m（小島なら約3500mm）しか離れていない。中国側も台湾側も、なにがしらの緊張感が漂う。小金門島からは、中国人（台湾人か？）は、廈門を指差しては何ごとかを声高に喋りあっている。

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要塞化した小島

台湾側から、それなりに中国へ近づく遊覧船が出ている。廈門（中国）からは、「小金門遊覧」等の遊覧船が出ており。小金門島から200mの距離まで接近するらしい。威嚇行為に近いが、台湾側は相手にしない、らしい。

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小金門島の南端
（廈門を背にして右端を望む）

金門島群は12の島からなっている。最も近い所ではわずか2kmしか離れていない。小金門島は、国民党政府蒋介石が台湾に撤退（1949年）する際に、最後まで死守した島である。国民党政府は台湾に撤退後、小金門島に多数の軍隊を駐屯させ、本土反攻の最前線となっていた。

1958年には44日間、本格的な「中台紛争」が起きた。それ以降も小競り合いが繰り返されている。

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廈門の市街地
（廈門国際会展中心）
これは小金門島から、よ〜く見える

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中国側の「廈門国際会展中心」

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マンション群も小金門島から、よ〜く見える
ただし海岸に面したマンションは、無人！