《People's Republic of China / 中華人民共和国》 もともとは、回族の食事だったが、漢族も好んで食べるようになった。西安のレストラン「同盛祥」は、ヤンロウパオモーの名店だそうだ。店内は回族の観光客で大賑わい。
ヤンロウパオモー (1)“モー”という小麦粉を練って焼いた、回族が好む独特のパンの「枚数」を指定する。すると、モーと、空の丼を渡されるので、自分でモーを細かくちぎって入れる。モーは重たく固めなので、結構疲れる。この丼を店員(服務員)に渡す。 (2)店員(服務員)は、羊肉の半薫製と、とろみがかかったスープが入った鍋に、私がちぎったモーを入れ、1〜2分煮込む。モーと羊肉の半薫製と、湯通しした春雨、香味野菜を丼に移し、再度渡される。好みで「辣椒醤」という辛い味噌を加え、味を調える。 モーはスープの水分を吸って、スイトンのようになっている。 * 陜西省西安の旧市街の回族街で 小麦粉を練って鉄板で焼いた《モー》というパン 水分はほとんどない
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