《 中華人民共和国 》

▼行き方

「高頭郷」ガオトウ から徒歩圏内。
「高頭郷」までは、廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスが「高頭郷」に止まることが多い。廈門またはからの“永定/下洋”行きのバスは、経由地(ルート)が色々あるので、事前に確認が必要。他、近隣の町からのミニバスなどの便も多い。

客家円楼:紹興楼
撮影場所:福建省永定県高頭郷

増築を重ねた円楼

円楼の外壁に、貝のように付着してるのが増築部分。外壁は分厚いので壁を貫通させることは出来ないのか、増築部分の玄関や階段は、全て外壁の外にあった。外円部で、一部崩壊しているところ(写真右端)は、しっかりと外円部と一体化させてつくっている。

高頭村は、山間にあり、核家族化しても新たに建てられる土地が不足している。そのための苦肉の策、と思われる。

紹興楼の道を挟んで反対側にある円楼(楼名不明)


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福建省永定県では、現存する方楼は約4,000棟、円楼は360棟。円楼は、方楼に比べて大規模なものが多い。耐久性や建築資材の倹約、構成家族の平等意識の高揚(円形なので割り当てられた部屋に対して、日照等の不公平感がない)、があるらしい。

方楼は、廃棄されたものが目に付く。円楼は、比較的住人が住んでいる。





2001年3月撮影




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