《Canada》

ティーピーがある家屋
撮影場所:(極北)イエローナイフ旧市街

ティーピーは、右側の天幕

ティーピーとは、ロッキー山脈に至る大平原(カナダ中西部)に住むネイティブ・カナディアンの移動用簡易家屋、もしくは狩猟の為の小屋。4本の主柱と何本かの支柱を円錐形に立てる。頭頂部は動物の皮で作った紐で結ぶ。柱の外を動物の皮で覆う。

イエローナイフ旧市街(グレート・スレイブ湖に突き出た半島部分)には、イヌイット(エスキモー)の他、ネイティブ・カナディアンのコミュニティーが半島の先端にある。

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※極北では、永久凍土の地の上に家屋を建てざるを得ない。家から出る生活熱で地盤が溶けないよう(地盤沈下しないよう)、家自体は高床式になっている。家を支える床下の各柱は、固定ではなく地面に柔軟に対応できるよう、調節可能になっている。

※極北の地図:http://www.worldtravelguide.net/data/nwt/nwtmap.asp
※カナダの地図:http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/canada_pol99.jpg

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