《シリア・アラブ共和国》
ヒジャーズ駅外観 とりあえずお約束のアサド(パパ)大統領の肖像画が… 1917年、オスマントルコ帝国支配時に、ダマスカス〜メディナ(サウジアラビア)を結ぶために出来た《バグダッド・メッカ鉄道》の始発駅。ヒジャーズ駅は、トルコ+シリア様式の融合した建物である。現在、ダマスカスの中央駅としての機能は、約5kmほど離れたカダム駅が担っている。 なお、バグダッド・メッカ鉄道は、T.E.ローレンスによって爆破・破壊されたまま、現在に至っている。 * 駅舎内部 駅舎内の天井や壁の装飾がすばらしい! アサド現大統領(次男)の肖像も… 1997年6月の訪問時には、ヒジャーズ駅からは蒸気機関車のみが運行されていた(朝8時15分頃)。だが現在は廃線となった。駅舎は切符を売るほか、古本屋が営業しているだけ。 * 駅舎上部の装飾もすばらしい! * ホームでは、かつての客車を利用したチャイ屋&軽食屋が営業していた。オヤジ達の憩いの場になっていた。 |