《Mongolia / Монгол Улс》
(2005年5月;ウランバートルで撮影) 自動車があまりない田舎と違い、人口が集中している首都ウランバードルには車が溢れている。信号機が非常に少ないので、無秩序な交通渋滞が多い。 車は半数が韓国製(ヒュンダイ)、残りは日本車、ドイツ車、ロシアを含む東欧製の車(チャイカ、ボルガ等)、ドイツ車の順で多く、年式は実に様々。整備状態とかガソリンが良くないため、排気ガスによる大気汚染も深刻になった。 圧倒的に人気なのは「日本車」で特にRV、それもトヨタのランクル。ランクル=ステイタスの頂点!といっても過言ではない(2005年)。人気があるのは日産パトロール(サファリ)、三菱パジェロ。たま〜にモンゴルのヤンキーに好まれる米国製ハマーも見かける。 タクシーはほとんどが韓国製ヒュンダイACCENTだった。 * 道路が整備されているのは大都市の中だけなので、大都市間を移動しようとすると未舗装度を走らなくてはならない。「道」があればいい方で、各人が「馬に乗るように目的地を目指す」ため、草原の道なき道(ザムという)を爆走する。よってこんなことにもなるんだな。 石を跳ねたのか、フロントガラスにヒビが入った車は少なくない。 * 田舎で頼りになるのは「ロシア製ジープ」 サスペンションなんかほとんど無いに等しく、乗り心地も最悪。でも道無き草原や丘を、まるでジェットコースターのように爆走しても、多少のぬかるみや川を渡っても大丈夫。田舎住まいの必需品!
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