《People's Republic of China》

檻の中の「熊」
撮影場所:雲南省、昆明動物園

客が与えたお菓子(飴)を食おうとする熊

驚くほど舌がのびる

取ったで

中国の動物園では日常的に見られる光景。中国人の客は少数民族も含めて、動物にモノを投げつけることが多い。客は、動物に「餌」を与えたいのではなく、見せつけるために(虐め)のために、わざと檻の外に投げる。しかし動物はくじけず、万策をもってキャッチする。すると客は、ペットボトルに入れた水をぶっかけて、邪魔をする

中国の動物園の来園者のマナーの悪さは特筆するものがある。寝ているライオンに水をかけたり石を投げたりして無理矢理起こす。猿山では、猿と来園者がマジで喧嘩している。動物と「戯れる」この傾向は、特に少数民族の大人の男女にみられる。

老婆に至っては、いきなり獣に向かって吠えたり、と、まあ、なんつ〜か、どっちが動物なのかワカラン。チベット自治区のラサ動物園などでは、少数民族が枝で猛獣をど突いていた。丹東の動物園では、屋台のオヤジが虎を木の枝でど突いていた。

昆明動物園では、鹿小屋に子供や大人をいれて一緒に写真を撮らせたり(有料)、園内なのにサーカス小屋もあったりする。ただし、パンダはここでも過保護(ガラス入りの檻に入っている)で、大事にされている。

敷地内の机付きのベンチでは、ご老人が「中国麻雀」に興じている。

おそるべし、中国の動物園。







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