《 中華人民共和国 》 承啓楼に泊まる 《承啓楼》では民泊が可能(無認可)。 残念なことに、ここ《承啓楼》もボッタクリが横行していて、事前に料金をキチンと聞いておくことが肝要。客家糖酒という自家製の酒は、好意で出してくれるもので通常無料(サービス)だが、部屋主によっては酒代を請求することもある。 大きな荷物をもってフラフラしていると、「うちに泊まりなはれ」と声をかけてくれる(中国語しか通じないが筆談可能)。承啓楼には、バイタクの運ちゃんが住んでいるので(お世話になる家族の場合もあり)、宿泊先家族から、楼内のバイタクを1日チャーターするよう、猛烈に進言されることもある。 楼の外にある共同トイレ(一応個室)は、極めて極めて汚ない。アンモニア臭で死にます。宿泊時にポリバケツを渡たす家族もいるようで、ここに小便をする。私は家族同様の扱いだったので、ご家族共用の便壺で用を足した。南京虫も出る部屋もあるそうだ。まあ、いい経験だと思って泊まること、です??? 《承啓楼》以外で宿泊できる円楼は、承啓楼の隣の《僑福楼》が認可されている旅社。1泊素泊まりで10元という噂+入場料20元。2004年1月に再訪したときは、営業停止。《振成楼》も認可されている旅社。 高頭郷からバイタクで10分くらいのところにある、観光客向けとなってしまった大型円楼《振福楼》も認可されている旅社(醒ル餐館・左耳房)。1泊30元(2人の場合40元)+昼食と夕食は10元ずつ、温シャワー付き(1階)+入場料40元。えらくきれいで、フランスベット並のまともなベットで寝られます。でも円楼内の生活感は全くありません。。。
寝室 まさに家族が住んでいる部屋に泊まることになる。私は写真の部屋(3階)に宿泊したが、この部屋は写真に映っている彼女の部屋。客が来たら部屋を明け渡す、ということになっている。 寝室の出入り口 窓は格子状になっており、スライドすると外が見える ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 外円部の3〜4階でのトイレは、《走馬廊》にある。普段は扉を閉めているが、排泄(小便・大便共)したいとき、扉をあけて、中腰になり、ケツを突き出して用をたす。 この便壷は、円楼内に敵が襲撃した際、上から下に突き落として使う、そうだ。 外国人が宿泊する際、私のように《住人のもの》を使わせてもらう場合もあれば、客用にと、ポリバケツ(おまる:たまったものは、翌朝、1階のトイレに流す)を渡される場合もある。承啓楼の大門出てすぐ右側に、個室型の共同便所があるが、激しく汚く、臭くて、死にそうです。念のため。
2001年3月、2004年1月撮影
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